|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 校 : [こう] 1. (n,n-suf) -school 2. proof ・ 校正 : [こうせい] 1. (n,vs) (1) proofreading 2. correction of press 3. (2) calibration ・ 正 : [ただし, せい, しょう] 【名詞】 1. (logical) true 2. regular ・ 計 : [けい] 1. (n,n-suf) plan ・ 計測 : [けいそく] 1. (n,vs) measurement 2. measure 3. instrumentation
こう正(こうせい、''Calibration'' )は、測定器の読み(出力)と、入力または測定の対象となる値との関係を比較する作業である。較正が本来の表記だが、「較」(コウ)は常用漢字外の音訓のため、校正(こうせい)またはこう正と表記することもある。「かくせい」とは読まない。 例えば、ある機器に流れる電流について、「ある測定器で測ったら1Aだったのに別な測定器では5Aになる」というならば、それらの測定は用をなさない。校正は、それぞれの測定器の読みのずれを把握し、共通の測定の基盤を作る行為である。 上の例では、安定的に既知のアンペア数の電流を流すことができるような機器(標準器)を測定することで、個々の測定器の読みが期待する値からどれだけずれているかを知ることができる。この行為が校正であり、校正の結果(ずれている量)を加味することで、測定は適正に行われる。校正の結果は測定器に固有のデータとして保管され、必要に応じて測定などの際に参照されることが多い。 == トレーサビリティ == 標準器による校正を受けた測定器を用いて、適切な対象を測定し、その値付けを行うことによって、別な標準器とすることが可能である。当然、その標準器によって更なる校正を行うことができる。このように校正は、厳密に定義された国家標準などをおおもととし、測定器と標準器とを介して、段階的に連鎖する測定の体系を構築するものである。この校正の連鎖をトレーサビリティと呼ぶ。また、このような校正体系を図式化したものを、トレーサビリティチャートと呼ぶ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「較正」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Calibration 」があります。 スポンサード リンク
|